Walk Monzen · 07

史跡から水辺へ、
九十分の町歩き。

門前仲町一・二丁目の内側を主経路にして、伊能忠敬宅跡、モダン館、路地、商店街、黒船橋を結びます。

1971年の上野を走る都電6000形6216号
都電6000形6216号(24系統・上野、1971年。門前仲町23系統の実景ではありません) 写真:wilford peloquin/CC BY 2.0

A walk with a reason

九十分で、
町の見え方が変わる。

距離を消化する散策ではありません。全国測量へ出た場所、二つの災害を越えた建物、現在も続く商い、水辺の開放感を順番に体験します。

01 · DISCOVER

全国史が、町角から始まる

伊能忠敬が旧黒江町の自宅から全国測量へ出立した事実を、現在の町角で知ります。

02 · UNDERSTAND

復興を、建物で理解する

震災復興建築が戦災を越え、食堂から仕事・福祉の場へ変わった時間をたどります。

03 · FEEL

暮らしから、水辺へ抜ける

路地と商店街の近い距離感を歩き、最後は大横川へ。町の密度と開放感を一度に味わいます。

Six chapters · About 90 minutes

順番に歩けば、
町の物語になる。

時間は見学と休憩を含む目安です。道順を急ぐより、それぞれの場所で「何を見るか」を一つ持って歩きます。

  1. 0–10 min

    門前仲町駅・永代通り

    地下鉄と商業の現在から出発します。1952年には、この駅前の交差点を都電23系統が走っていました。

    見るもの 駅出入口、人と車の流れ、永代通りの広がり

  2. 10–25 min

    伊能忠敬宅跡

    旧深川黒江町の自宅から全国測量へ出立した場所です。大きな旅の始まりが、現在の生活道路の中にあります。

    見るもの 史跡案内、周辺街路、旧黒江町という地名

  3. 25–40 min

    深川東京モダン館

    1932年竣工の旧東京市深川食堂。震災復興、戦災、職業・福祉施設としての時間が一つの建物に重なります。

    見るもの 丸窓、外壁、現在も使われる建物の表情

  4. 40–55 min

    辰巳新道

    細い路地へ空気が切り替わります。懐古の舞台ではなく、現在も営業と生活が続く場所として歩きます。

    見るもの 入口からの奥行き、看板と灯り、路地の幅

  5. 55–70 min

    深川仲町通り商店街

    歴史を見た後に現在の商いへ戻ります。店を眺め、必要なら休憩し、町が今も更新されていることを感じます。

    見るもの 店先、行き交う人、季節の案内

  6. 70–90 min

    黒船橋・大横川

    建物と路地の密度から、水辺の開放感へ。門前仲町が内陸の駅前だけでなく、水とつながる町だと分かる終着点です。

    見るもの 橋上からの視界、水面、川沿いの町並み

Why this order?

「古い順」ではなく、
「納得する順」に歩く。

最初に現在の駅前を見てから過去へ入ると、歴史が遠い話になりません。史跡と復興建築で時間を深め、路地と商店街で現在の暮らしへ戻り、水辺で視界を開いて終えます。

1

現在から過去へ

いつもの駅前と都電の記憶を重ねる。

2

保存から生活へ

史跡・建築を見た後、今の路地と商いを歩く。

3

密度から開放へ

細い道から大横川へ抜け、町の地形を体で知る。

Stay inside the scope

まずは、門前仲町一・二丁目を歩く。

寺社参拝を主経路にせず、町域内の史跡、建築、商い、水辺を結びます。富岡八幡宮と深川不動堂は、隣接する富岡一丁目の場所として区別します。

深川仲町通り商店街 公式サイト最新情報を確認 ↗

Before walking

町を気持ちよく歩くために。

SAFETY

歩道と横断

信号を守り、混雑時は立ち止まらずに歩きます。

ACCESS

段差と休憩

駅や公共施設を休憩の目安にします。

OPEN

施設・店舗

施設や店舗の最新案内は各公式サイトで確認できます。

Route highlight

路地の奥行きも、歩いて知る。

辰巳新道では通行と営業を妨げず、入口から路地の奥へ続く町の時間を感じます。

赤提灯が灯る夜の辰巳新道
辰巳新道 写真:Fullsoul/CC BY-SA 3.0