Map layers · 05

空からたどる、
戦前・戦後・現在。

江戸絵図と明治の地図で町の起点を知り、年代別空中写真で戦前、終戦直後期、高度成長期、現在を分けて見ます。

1923年関東大震災の東京市火災動態地図
「東京市火災動態地圖」(1924)/ 国立国会図書館デジタルコレクション(保護期間満了)

Four layers

四つの時代を、混ぜずに見る。

一枚の合成地図で分かった気にせず、史料の性格と精度を分けて示します。

LAYER 01 · 江戸–1873

絵図と沽券地図

複数の旧町名と水路を知る資料。現在町域と同一視しません。

LAYER 02 · 1936–1942頃

戦前の街区

個別写真番号と撮影範囲を確定してから、同じ範囲で比較します。

LAYER 03 · 1945–1950

終戦直後期の街区

撮影年代を示す資料として扱い、町内の戦災範囲は断定しません。

LAYER 04 · NOW

現在の一・二丁目

地理院地図と現地写真を基準に、現在の歩行経路を示します。

Edo period

幕末の深川絵図

尾張屋版「深川絵図」は、町名、寺社、堀割、河岸の位置関係を知る手掛かりです。ただし絵図であり、現代の測量図と同じ精度ではありません。

Meiji period

橋と市街がつながる。

1876年の明治東京全図から、永代橋と深川側市街、水路の関係を確認します。旧町名の精密境界ではなく、都市の広がりを読む資料です。

Aerial timeline

撮影年代で、変化を比べる。

年代別空中写真は、戦前、終戦直後期、高度成長期、現在の街区を比較する核になります。公開前に写真番号、撮影日、撮影範囲を確定します。

終戦直後期の空中写真だけで、永代町内の戦災範囲を断定しません。
地図制作停止線:旧町の正確な境界、1931年の合併範囲、1969年前後の住居表示境界は、追加照合が済むまで線として公開しません。